梅本

久しぶりに梅本に行った。

久しぶりに家族三人で

暖かい梅本のアットホームな空気に包まれて

ママはおなか痛がってたけど

パパとお話しした。

最近は家から離れていることが多くて、

なかなか会話さえ

するきっかけが見つからなかったけど

今日の学校で習ったこと、

哲学の授業の話、

絶対的で明確なものやことがあなたには存在しますか

の問いに、モカが

Noと答えたこと、

それに対してパパが

モカにはあるよ、

パパとママからの愛だよ、

って。それで

パパの中にある絶対的事柄、感情は

モカとママにだけだ

って。

それがあって怖くないの?と聞いたら、

10個あったら怖いけど、

二つなら守れる気がするから。

って。

帰りのくるまの中で、

ママが生理で痛がっているおなかに手を当てて、

痛いのが飛んでいけばいいのに。

せめて少しだけでも、

痛くなくなればいいのに

って、言ってさすってたのが、

もかの心の空いた隙間を埋めてくれるような気がして、

あたしにもいつかこんな人が現れたらいいな

って。

心から強く思いました。

わたしを大切にしてくれる

誰かが現れたらいいな。

そしてその人と

おんなじ気もちになれたらいいな。

 

パパは絶対的なものは家族にしか存在しないんじゃないか

といいました。

その絶対を、

いつか血の繋がっていない人と共有するとき、

それこそがきっと

運命であり、必然なのだと、

思いました。